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実況中継 1

【開催レポート】金属加工業 メーカー事業立ち上げセミナー

更新日:2017.08.10

2017年8月4日(金)@東京本社

『金属加工業 メーカー事業立ち上げセミナー』が株式会社船井総合研究所の東京本社にて開催されました。今回も、多くの経営者の皆様にお集まり頂きました。それでは、早速、イントロダクションに移らせて頂きます。
 

 
はじめに、株式会社船井総合研究所の宮本よりイントロダクションをお送りさせて頂きました。
船井総合研究所のご紹介、金属加工業のメーカー事業立ち上げの概要、国内製造業の動向についてお話させて頂きました。

第1講座 『高収益化を実現するメーカー事業立ち上げの全貌』

第1講座では『高収益化を実現するメーカー事業立ち上げの全貌』と題しまして、引き続き宮本より、受託型製造業がメーカー事業を立ち上げる上で押さえておかなければならないポイントをお話させて頂きました。
 
以下、宮本のパートで話した受託型製造業がメーカー事業を立ち上げるべき5つのポイントをご紹介します。
 
① 製品の価格決定権を自社が確保しやすくなる
② 同一の加工(リピート)品を生産することが可能
③ オーダーメイド品と比較し、見積の作成工数が少ない
④ 国内に競合のいない市場(ブルー・オーシャン)が残っている
⑤ インターネットの普及により、参入コストが劇的に低下している
 
以上により、人員の即戦力化、営業・製造工程の集約化が可能になり、社員一人あたりの生産性が向上します。また、“メーカー”となるべく商品・サービスの決定は自社目線だけではなく、市場の有無、競合の有無をトータルで判断し、決定しなければなりません。

第2講座 『忙しくても社員の残業ゼロ!高い生産性を支える機械加工業におけるメーカー事業立ち上げ戦略』

第2講座のテーマは、『忙しくても社員の残業ゼロ!高い生産性を支える機械加工業におけるメーカー事業立ち上げ戦略』と題しまして、レーザーノズルのアフターマーケットシェア日本一を誇る、群馬県高崎市の金属加工業の社長である遠山氏にゲスト講師としてご講演して頂きました。
 
(以下:遠山社長の講演内容抜粋)


 
自社が下請けのみの受託型製造業者であった時代は、親会社からの無理なコストダウン、無理な納期短縮を要求され続けていました。受託型製造業から“メーカー”になることで、社員は開発・設計から仕事に関わることができ、仕事に対する楽しさに気付くことができました。さらに計画生産が可能となるため残業の心配もなく、社員満足度の向上、また、採用においても多くのエントリーを獲得しています。
 

第3講座 『自社の“強み”をトコトン伸ばす、新規優良顧客の開拓方法』

第3講座は、『自社の“強み”をトコトン伸ばす、新規優良顧客の開拓方法』と題しまして、名古屋市中川区のプレス板金加工を行っている名古屋発條工業株式会社の三輪社長にお話しを頂きました。
 
(以下:三輪社長の講演内容抜粋)


 
3年前、自社の強みの延長線上で「シムメーカー」という特定分野による特注型メーカーとしてマーケティング戦略を始めました。そして、新たに導入した営業ツールの1つである『特注総合カタログ』により、従来の「バネ」「賃加工」のイメージを払拭し、「シムメーカー」というイメージを定着させることに成功しました。また、開発から提案まで対応できるメーカーとして認知され、カタログ制作後の新規顧客の引合件数は2.5倍、受注率は10%アップ、利益率も約2倍になりました。シムはあらゆる分野に使用される精密部品であるため、従来の自動車業界以外の業界の新規開拓を実現できる大きな入口となっています。集客専用サイトである『特注シム.COM』を中心に新規問い合わせもコンスタントに獲得することで、今後は更なる安定経営へと進めていきます。

まとめ講座 『金属加工業 メーカー事業立ち上げセミナー』

最後にまとめ講座として、本日お話しました『金属加工業 メーカー事業立ち上げセミナー』のまとめを藤原よりお話させて頂きました。
以下、藤原のパートで話した内容の一部をご紹介します。
 

 
金属加工業がメーカー事業を立ち上げるためには、以下、7つのSTEPが必要になります。
 
Step1.取引先で磨いた技術力を基軸に、3C分析・多面分析を実施
Step2.上記から、ターゲット設定と商品設定を実施
Step3.標準型・特注型のどちらのメーカー戦略にするかの選択を実施
Step4.商売の原則の中で、最も確実な伝達手段でのTOPポジションの獲得
Step5.引合・営業のオートメーション化を実現
Step6.製造・販売の集中により、社員の即戦力化・高生産性を実現
Step7.市場からの獲得したニーズにより、さらなる商品開発を実施
 
中長期的な戦略を考える上では、STEP7.市場からの獲得したニーズにより、さらなる商品開発を実施することが重要になります。市場のニーズを知ることで、新規顧客から具体的な見積り問い合わせの獲得、ニーズ把握による新たな技術課題の把握と課題に対する研究・深掘りをすることができます。
 
今から取り組んでおくべき課題や対策など、ご参加された経営者様は感じられたこと、再認識されたことが多くあったのではないでしょうか。本セミナーの内容が、金属化工業社様の課題解決のお役に立てることを願っております。本日はご来場頂き誠に有難うございました。


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