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実況中継 1

【実況中継】中古機械買取販売WEB立上げセミナー(No.315647)

片山 和也

片山 和也

更新日:2015.09.08

9月4日(金) 13:30~17:00

 

本日は、(株)船井総合研究所 東京本社にて、中古機械買取販売WEB立上げセミナーが開催されました。この実況レポートでは、セミナーでお話した内容をお伝えいたします。

 

第一講座では、『今、なぜ中古機械ビジネスへの参入なのか?』と題しまして、(株)船井総合研究所 片山和也よりお伝えいたしました。

 

 

今、中古ビジネスが注目されている理由は、以下の5つが挙げられます。

 

①時流に合っている。
2016年は工作機械業界で大不況が起こると言われています。その不況に備えて中古買取販売を行う企業が増えています。
 
②エンドユーザーのニーズの変化。
大手のナショナルブランドメーカーであっても、中古機械を購入するケースが見られます。
 
③ネット通販と比較して中古買取販売サイトは格段に競合が少ない。
ネット通販は既に広がり、隆盛を築いていますが、中古機械の業界では、きちんとしたサイトがまだまだ少なく、中小企業が入り込む余地はまだまだ広いです。
 
④中古では規模の経済が効きにくい。
通販は規模の経済が効きますが、中古の場合はオンリーワン商材ですので、規模の経済が効きにくいです。そのため、中古買取販売は規模の経済で攻める大企業と比べて、中小企業の方が有利なビジネスであると言えます。
 
⑤現業とのシナジー効果が高い。
機械工具商社として現業を行っている場合、ルートセールスがメインです。そのため、お客様情報は既に持っているので、今持っているノウハウを活用することができます。

 

このような理由により、中古機械ビジネスに参入するなら今が良いタイミングであると言えます。

 

第二講座では、㈱奉仕社の加藤社長様より、『新規参入!わが社の中古機械買取販売ビジネス戦略』と題してお話頂きました。

 

 

(株)奉仕社様は、新潟県燕市に本社を置く機械工具商社であり、中古機械買取販売においてWEBサイトを立ち上げ、新規事業として参入された企業様です。加藤様の事業を興すことになったいきさつから、リーマンショック後の5年間で業績が年商7億円から年商15億円にまで飛躍を遂げたお話、そして中古機械買取販売サイト『買取王バイキング』の立上げにあたって、中古化機械事業のメリットについてお伝え頂きました。また、中古機械業者と協調することの重要性や部品加工業の新会社の設立を含め、今後の課題と今後の展開につきましても、実例を元にお伝え頂きました。

 

第三講座は『知識ゼロから始める中古機械買取販売WEBサイト立上げのステップ』と題しまして、㈱船井総合研究所 中野新よりお伝えいたしました。

 

 

現在、中古機械関連の主要なキーワードは月間で7万件以上検索されています。マーケティング戦略を取るうえで、①ターゲット『誰に』、②商品・サービス『何を』、③伝達手段『何で』の3つを考えることは非常に大切です。中でもインターネット戦略を取るうえでは、伝達手段が最も重要なポイントであり、この伝達手段の競争力ですべてが決まります。中古機械においては、現在はまだ圧倒的なWEBサイトがあるわけではないので、参入の余地は十分にあります。ただし、何となくといった感覚でWEBサイトを制作しても、セッション(WEBサイトへの訪問)は多くは望めず、業績が上がるわけでもありません。

 

一方で、上手く使いこなすと低コストで大きな成果を得られます。月間に1800のセッションがあることが、中古買取販売サイトとして成果が出るための1つの目安ですが、検索された時に高い表示順位を獲得できければ、セッションを獲得することはできません。表示順位を上げるためにはGoogle・Yahooのアルゴリズム(表示順位の方式)を正しく理解し、正しい対策を施すことが必要です。対策には、WEBサイトの正しい階層構造の構成、CMS(ワードプレス)を使用することによるページ数と更新頻度の強化が挙げられます。また、セッションを獲得するためには自然検索による流入だけでなく、PPC広告(ネット上の広告)を併用することによってセッションを獲得することも重要です。

 

第四講座は『本日のまとめ:2016年以降を乗り切るために必要なこと』と題しまして、(株)船井総合研究所 片山和也よりお送りいたしました。

 

 

経営者は2016年以降を乗り切るために、大不況対策、デフレ対策、インターネット対策の3つの対策を取る必要があります。

まず、大不況への対策に、以下の3つが挙げられます。

 

  • ネット戦略を取ることによって商圏を拡大する。
  • 中小企業の業績は取引先で決まるので、優良中堅や大手グローバル企業の攻略を行う。
  • 不況時に伸びるReビジネス(リサイクル(=メンテナンス)、リユース(=中古)、リバースエンジニアリング)を始める。

 

次に、デフレ対策のためには、以下の3つを行う必要があります。

 

  • BtoBビジネスにおいて、「顧客代行を行う」ことによって価値を売る。
  • 3K(加工・工事メンテ・中古工作機械または簡易FA)に力を入れ、前後のサプライチェーンを取り込む。
  • 中古機械といったオンリーワン商材を扱うことで、価格競争に陥らないようにする。

 

最後に、インターネット対策をする必要があります。人件費などと比較して最も費用対効果が高い投資なので、インターネット戦略を行うことは中小企業にとって必須事項です。

 

 


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