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実況中継 1

【開催レポート】機械加工業「社長の仕事」セミナー

片山 和也

片山 和也

更新日:2016.09.07


2016年8月30日(火) このセミナーについて>>

機械加工業「社長の仕事」セミナーを船井総合研究所 東京本社にて開催し、多くの経営者様にお集まりいただきました。
第1講座では、『これからどうなる?機械加工業の時流』と題しまして、船井総合研究所 ファクトリービジネスグループ グループマネージャー 片山和也よりお話をさせていただきました。
 

 
現在の市況として、我々製造業においても川上、川下での景況感の違いが出て来ております。また、ハイ・イールド債、ドイツ銀行、ドルの切り下げ等の経済危機リスクがあります。
今回、お集まりいただきました皆様はほとんどの方が社長様でありますので、経済リスクに対する「危機管理」、つまり「不況対策」が皆さまにとっての重要なお仕事ではないでしょうか。
では、不況対策とは具体的にどのようなものかということになります。我々、製造業における不況対策のポイントは下記3つにあると言えます。
 
1.収益性の向上
2.新規優良顧客開拓
3.新技術開発
 
今回のセミナーでは、これらのポイントを含めてお伝えしたいと思います。
 
第2講座では、『自社をより高収益体質・筋肉質の会社にするための機械加工業「社長」の仕事』と題しまして、プラスエンジニアリング株式会社 代表取締役 鈴木重人 氏よりご講演いただきました。
 

 
鈴木社長様は前職で銀行に勤められており、同社の社長に就任されたのは、2009年の事でした。社長就任当初、リーマンショックが起き、それまでに多く受注案件を外注を利用し、加工を行っていた状況から、受注自体が激減したことで変更を余儀なくされ、利益があまり出ない案件も内製化をして仕事を取るような体制となっていました。
 
当時の社内状況を鑑みるとこのままでは、現在の体制を変えなければならないことは明白であると考えられ、現状の認識から入り、中期経営計画の策定実行へと移されていきました。
 
具体的な今後の展開としてはゴールイメージを
・会社として組織で仕事に取り組む
・会社の業績が「上がる」(「上げる」ではなく)体制を構築する。
の2点に設定し、実施事項を整理することから始められました。
 
鈴木社長様の実際の取組みの中では、中期経営計画に落とし込んだ実施事項を現場で働く社員全員に落とし込めるように、具体的な取組みレベルまでに落とし込みを行う事で実行されました。
 
また、外注から内製化重視体制へと方向転換、採算重視で業績が上がる仕組みの社内体制への移行について、当時の状況や実際にあった現場社員とのお話・出来事を例に交えながらお話されました。
 
さらに講演の最後には、機械加工業を取り巻く今後の情勢、想定される自社への脅威と対応策についてもお話いただきました。 
 
第3講座では、『今、勢いのある機械加工業の社長が行っていること』というテーマで船井総合研究所 グループマネージャー 片山和也、大橋賢作よりお伝えさせていただきました。
 
これからの市況を考えると、社長の仕事は「不況対策」にあります。では、具体的に何をしなければならないのかを紹介いたしました。
 

 

 
現在の市場は不確実性という観点で見ると、事業環境が大きく変わるような非常に不確実性が高い状況であると言えます。
この状況下で将来に向けた対策として、求められるのは「積極的に市場をかたちづくる姿勢」であるとされ、市場をかたちづくる企業の事をShaperと呼びます。この企業は、低いリスクで高いリターンを得る事が出来るので、自社にとって非常に有益であるとされています。
 
このShaperのポジションを我々、製造業が築く為には、下記3つ
 
(1)自社が日本一を目指せる強みを明確にする。
(2)責めるべきターゲットの解明度を上げる。
(3)自社の技術力を挙げる≒自社が提供する「顧客価値」を上げる。
 
がステップとなります。
 
このステップの具体的なこの方法として、定量的なデータを抽出する図面分析と顧客目線での価値を見つける顧客ヒアリング等を我々の場合には行っており、具体的に細かい内容を(株)船井総合研究所 大橋賢作よりお話させて頂きました。
実際に、このステップを踏むことで営業利益率10%超に成功された研究会会員様の事例に関するご紹介もさせていただき、現在どのようにShaperとしての立場を築かれたのか、各企業で何が強みとして見え、どこに向け、それをいかに発信したのかについてお話をさせて頂きました。
 
まとめ講座では、『このピンチをチャンスに変える方法』と題しまして、船井総合研究所 片山和也よりお伝えさせて頂きました。
(以下:片山の講演より抜粋)
 

 
現在の市況は不確実性が高く、先の見通しが立ちづらい状況ですが、今後の進め方によってはピンチをチャンスに変えることが可能であると言えます。その進め方のポイントとは先に説明したShaperのポジションを取ることです。
そのためには顧客価値の訴求がポイントです。
 
顧客価値とは、我々の顧客と成り得る優良企業に対して、自社がポテンシャルサプライヤーと成り得ることを明確に示すことにあります。
 
自社の強みを知り、明確にターゲット業界を決め、求める技術を見せることが求められていると言えるのです。
 
セミナー内では、当社の研究会・開発購買をターゲットとして行っているマッチングフェアなどついてもお話をさせて頂きました。
 
本セミナーから1つでも取り入れて頂くことがありましたら幸甚です。
 
また、ゲスト講師であるプラスエンジニアリング株式会社様、その他成功事例としてご紹介させて頂きました多くの企業様が入会されているファクトリービジネス研究会 部品加工業経営部会では、初回参加の方のみ無料お試し参加を承っております。ご希望の方は下記URLからお申込み下さい。
 
http://www.funaisoken.co.jp/site/study/mfts_1313433028_0.html


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