【生産管理のポイント】64・規模・資本力の時代から知恵・アイデアの時代に

わかりやすい!生産管理のポイント

64・規模・資本力の時代から知恵・アイデアの時代に

今が製造業の大きな転換点

時価総額で世界最大の企業、アップルは“ソフト力”の製造業

従来の製造業は「規模」あるいは設備などの「資本力」といったハードの力で決まるビジネスモデルでした。

しかし現在は前述の様に、“設備過剰”“生産力過剰”のデフレ基調の世の中です。さらにインターネットを通して、世界中からサプライヤーを確保できる時代になりました。

従って今の製造業は「知恵」あるいは「アイデア」といったソフトの力で決まる時代になったといえます。
その代表格が、時価総額で世界最大の企業となったアメリカのアップルです。アメリカのアップル本体では開発とマーケティングのみ行い、生産は全て台湾のフォックスコンという会社が担っています。いわゆる単純な大量生産(マス・プロダクション)は今後も新興国に流れていくでしょう。

個人・零細企業でも多額の資金調達が可能になるクラウドファンディング

またクラウドファンディングという仕組みを活用すれば、アイデアさえあれば資本力が無くても広く世の中から資金調達を行うことができます。
アメリカではこのクラウドファンディングで、1000万ドル(約10億円)もの資金調達に成功したベンチャー企業もあります。

このクラウドファンディングは日本でも一般的になっており、アメリカと比較すると資金調達額は小さいですが、個人やベンチャー企業の資金調達の1つの方法として定着してきています。

こうして考えてみると、今が製造業にとって大きな転換点であることがわかります。

 

出典元書籍:ぐるっと! 生産管理(すばる舎リンケージ)  片山 和也 (著)

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