【生産管理のポイント】63・インダストリー4.0で変わるモノづくり

わかりやすい!生産管理のポイント

63・インダストリー4.0で変わるモノづくり

モノづくり大国ドイツが打ち出す第4の産業革命

インダストリー4.0で「つながる工場」をつくる

またドイツが提唱する「インダストリー4.0」も、その基幹技術はインターネットです。

インダストリー4.0とは第4次産業革命という意味ですが、そのコンセプトを一言でいえば、工場の内外がインターネットでつながる、ということです。
それにより、従来のあらかじめ定められたプロセスで生産を行う「集中型」なモノづくりから、より柔軟な「分散型」「自律型」のモノづくりが可能になるといいます。

ロボットと製品が会話をして生産を進める近未来の工場

例えば「インダストリー4.0」の概念を取り入れた自動車工場では、ロボットと製造ラインの車体が「会話」を行いながら、組立や溶接が行われます。そうすることで、様々な製品が1つのラインを流れる「混流生産」であっても、限りなくミスの発生が少なくなります。

また急な生産計画の変更にも、柔軟に対応することができる生産ラインをつくることができます。

現在ドイツでは官民を挙げて「インダストリー4.0」に取り組み、前述の様な工場のデジタル化によって、生産コストを大幅に引き下げる取り組みを進めています。
まさに先進国に残るモノづくりを真剣に研究しているのです。

日本も負けてはいられない、と思うのは筆者だけではないでしょう。
 

出典元書籍:ぐるっと! 生産管理(すばる舎リンケージ)  片山 和也 (著)

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