【生産管理のポイント】58・先進国に残るモノづくりの条件

わかりやすい!生産管理のポイント

58・先進国に残るモノづくりの条件

BtoCからBtoBへのシフトが大きなポイント

先進国に残るモノづくり3つの条件

さて、第5章では実際に生産管理で業績を上げる考え方や事例について、お話させていただきました。第6章では、これから先進国でモノづくりが生き残っていくために必要な、「これからの生産管理」についてお話させていただきたいと思います。

これから先進国に残るモノづくりの条件としては、次のことが挙げられます。

①消費財(BtoC商品)から生産財(BtoB商品)へのシフト
②デジタル技術・インターネット技術を活用した、多品種微量生産の実現
③産学連携の推進などによる研究開発力の強化

デフレによる価格競争をいかに回避するか?

今後、先進国においては“設備過剰”“生産能力過剰”によるデフレがさらに進みます。また近代の歴史をみていても、技術革新によってエネルギーコストは段階的に下がり、その結果として近代の歴史はデフレの歴史ともいえます。
さらに1989年のベルリンの壁が崩壊して東西冷戦が終結し、中国やベトナムなど従来は“東側”と呼ばれた国が安い労働力でモノづくり市場に打って出ていることもあり、さらにデフレが加速しています。

デフレの時代に普通のモノづくりをしていては、新興国に追い上げられて価格競争に陥ることになります。従って上記3つのポイントをモノづくりに取り入れていく必要があります。

次のページから詳しく述べていきたいと思います。

 

出典元書籍:ぐるっと! 生産管理(すばる舎リンケージ)  片山 和也 (著)

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