【生産管理のポイント】56・町工場も「生産管理」の導入で業績アップ!

わかりやすい!生産管理のポイント

56・町工場も「生産管理」の導入で業績アップ!

生産管理ができている会社は好業績!

国内の製造業を取り巻く環境は、相変わらず厳しいものがあります。特に規模が小さな町工場の場合は経営的にも苦戦を強いられている会社が少なくありません。

しかし、きちんと「生産管理」が導入できている会社は規模が小さな町工場とはいえ、順調に業績を伸ばしています。

株式会社木村製作所の事例

例えば京都府長岡京市の株式会社木村製作所(従業員35名:機械加工業)は、受注生産・多品種少量型の典型的な町工場ですが、生産管理を導入することでQCDの向上に大きな成果を上げています。

特に同社の場合はバーコード付の作業伝票を活用することにより、納期管理もリアルタイムで行うことができます。同社の様な機械加工の場合は工程が多岐にわたり、納期遅れトラブルなどが一般的には多いものですが、同社の場合はこうしたトラブルをシステムで防いでいます。

城陽富士工業株式会社の事例

また京都府城陽市の城陽富士工業株式会社(従業員30名:機械加工業)も同様の生産管理を行うと同時に、スキルマップの活用と目標管理による多能工の推進と、設備稼働率向上を目的とした小集団カイゼン活動で成果を上げています。

同社の場合もやはり受注生産・多品種少量型の受託加工を行っていますが、それでもきちんと生産計画を立て、急な飛び込み対応もこなしながら計画的な生産をこなしています。
生産管理システムだけでなく、生産会議や現場ミーティングの運用がうまく機能しています。

両社ともに不況期でも新規顧客を増やし、また業績も好調に推移しています。
小さな会社の場合も、ぜひ両社をモデルに生産管理に取り組んでいただきたいと思います。

 

出典元書籍:ぐるっと! 生産管理(すばる舎リンケージ)  片山 和也 (著)

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