【生産管理のポイント】55・社員のモチベーションアップが何より生産性につながる

わかりやすい!生産管理のポイント

55・社員のモチベーションアップが何より生産性につながる

現場のモチベーションをアップすることこそが現場リーダーの仕事

生産性を高める要因とは何か?

この様に、「生産性を高める」という視点で、生産管理で業績アップを行うポイントについてお話してきました。
しかし実は、「生産性を高める」上で最も大切なことは社員のモチベーションアップなのです。
このことが発見されたのが、かの有名なホーソン実験においてです。

ホーソン実験とは、シカゴにあるウエスタン・エレクトリック社のホーソン工場で、1924年から1932年にかけて行われた、生産性に及ぼす要因を調べる実験です。

この実験では、様々な条件のもとでリレーの組立や配線作業が行われました。照明を暗くしたり明るくしたり、音楽をかけたり静かな環境にしてみたり、あるいは生産の出来高に応じて給料を決める出来高制にしてみたり・・・。

ところが困ったことに、こうした労働条件を変えても生産性との関係が今ひとつはっきりしません。照明が暗いなど、作業環境が悪くても生産性の高いグループは生産性が高いのです。逆にどれだけ作業環境を良くしても、生産性の低いグループは生産性が低いのです。

ホーソン実験の研究者たちは困ってしまい、実験も当初の計画から大幅に長引きました。

ホーソン実験で明らかになったモチベーションの重要性

しかしその結果、1つのことがわかりました。それは「作業者のモチベーションが生産性に影響を与える」ということです。つまりモチベーションの高いグループは生産性が高く、モチベーションが低いグループは生産性が低い、ということがわかったのです。

この実験がきかっけとなり、職場でのモチベーションを高めるにはどうすればよいのか?ということが盛んに研究される様になりました。
その中でも、右に示す「マズローの欲求5段階説」はリーダーであれば必ず知っておくべき理論です。
あなたの職場はモチベーションが高いですか?

 

出典元書籍:ぐるっと! 生産管理(すばる舎リンケージ)  片山 和也 (著)

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