【生産管理のポイント】52・多能工の推進で儲かる工場に

わかりやすい!生産管理のポイント

52・多能工の推進で儲かる工場に

多能工とは1人で複数の工程をこなせる技能者のこと

多品種少量生産に欠かせない多能工の存在

多能工とは、1人で複数の工程をこなせる技能者のことを言います。

例えば次の様な生産工程があったとします。

機械加工(旋盤加工)⇒機械加工(マシニング加工)⇒溶接 ⇒組立

もし1つの工程しかこなせない技能者しかいなければ、上記の工程をこなすのに4人の作業者が必要なことになります。
これが「大量生産」が前提の話なのであれば、それぞれの工程ごとに担当の作業者を置いて「ライン生産方式」でモノづくりを行えば良いでしょう。

業績アップに欠かせない多能工の存在

ところが現在の様な「多品種少量」が当たり前の時代になると、例えば機械加工も溶接も、組立も1人で行える様な「多能工」が重宝されます。
例えば前述の工程でも熟練した「多能工」であれば、1人で全てこなすことができるでしょう。

次から次へと新しいものが流れてくる、しかも数個から数十個という小ロットが前提の工場の場合は、この「多能工」の育成に業績がかかってきます。

こうした「多能工」を育成するためのツールが、右に示す様な「スキルマップ」です。こうしたスキルマップを活用しながら、期間ごとに各々の目標設定を行って計画的に「多能工」を育成していく必要があります。

工場長や現場リーダーにとって、「多能工」の育成は重要な仕事です。

 

出典元書籍:ぐるっと! 生産管理(すばる舎リンケージ)  片山 和也 (著)

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