【生産管理のポイント】48・職場の労働安全とハインリッヒの法則

わかりやすい!生産管理のポイント

48・職場の労働安全とハインリッヒの法則

1件の重大事故の背景には、300の異常がある

安全第一、効率第二!

言うまでもなく、工場や職場で最も大切なことは「安全第一」ということです。

筆者のあるコンサルティング先の工場などでは、「安全第一、効率第二」と工場のいたるところに掲げられています。安全第一だけではイメージが沸きにくいですが、効率第二とまで書かれると、いかに何よりも安全を重視しているというメッセージが伝わります。

こうした工場や職場での安全を重視する上で知っておくべき法則に、「ハインリッヒの法則」と呼ばれるものがあります。
「ハインリッヒの法則」とは労働災害における経験則の1つであり、”1つの重大事故の背景には29の軽微な事故があり、さらにその背景には300の異常が存在する”というものです。

ヒヤリ・ハットを防ぐことが重大事故を防ぐ

そして、この”300件の異常”のことを「ヒヤリ・ハット」ともいいます。
「ヒヤリ・ハット」とは”危ないことが起こったが、幸い災害には至らなかった事象のこと”をいいます。文字通り、「ヒヤリ」あるいは「ハッと」した経験のことです。

この「ヒヤリ・ハット」の段階で、その出来事を工場全体で共有し、再発しない対策を取ることが現場リーダーの大切な仕事です。

出典元書籍:ぐるっと! 生産管理(すばる舎リンケージ)  片山 和也 (著)

<<目次に戻る