【生産管理のポイント】4・もし生産管理がきちんとできていなければ・・・

わかりやすい!生産管理のポイント

4・もし生産管理がきちんとできていなければ・・・

会社の存亡の危機に直結する生産管理

自動車の大量リコールも生産管理の不備が原因

ではもし生産管理がきちんとできていなければ、どうなるでしょうか?
生産管理の目的はQCD(品質・原価・納期)を向上させることでした。

例えば「品質」に不備がある製品をつくってしまった場合、自動車メーカーであれば大量のリコールを迫られる事態になるでしょうし、食品メーカーであれば食中毒などの事件を引き起こしてしまうことになりかねません。

また計画以上の「原価」がかかってしまったら、下手をするとその会社は赤字に転落します。たまに新聞などで、大手エンジニアリング会社が不採算案件で赤字に転落した記事を見ますが、これなどはそうした事例の典型です。

さらに予定通りの「納期」で生産が行えない場合、客先に対して納期遅延を起こすことになります。これは会社の信用を損なうばかりか、場合によっては損害賠償の対象にもなります。やはり新聞などで、造船会社が納期遅延を起こして客先からペナルティを取られる、といった記事を見ることがありますが、こうした事例がこれにあたります。

この様に生産管理がきちんとできていないと、場合によっては会社そのものが存亡の危機に立たされることもあるのです。

 

出典元書籍:ぐるっと! 生産管理(すばる舎リンケージ)  片山 和也 (著)

<<目次に戻る