【生産管理のポイント】37・工場改革のスタートは、まず5Sから!

わかりやすい!生産管理のポイント

37・工場改革のスタートは、まず5Sから!

工場改革は、まず“捨てる”ことから始まる

経営不振の工場に共通していること

さて、いかがでしょうか。「生産管理」の代表的な方法について述べてきました。

これら手法の中で、工場改革をスタートさせる際にまず取り組むべきことが「5S」です。
「5S」の最初にくるのは“整理(=要らないモノを捨てる)”ということでした。まさに工場改革をスタートさせる際に、最初にすべきことは“要らないモノを捨てる”ということです。

実際、経営不振に陥った工場を建て直す経営者が最初に行うのが、この“要らないモノを捨てる”という取り組みです。
経営不振の工場というのは管理が行き届いておらず、不要な中間在庫や使われない材料が様々な放置されています。そして「もったいない」あるいは「捨てていいかどうかわからない」という判断で、そのまま放っておかれているのです。

「赤札作戦」で工場改革をスタートさせよう

こうした際によく用いられる手法が「赤札作戦」と呼ばれるやり方です。「赤札作戦」とは、これは不要だと思うモノに赤い札を貼って、一定期間の間に使用されなかったモノについては廃棄するという取り組みです。この赤札には処分期限・処分方法などを明記しておきます。
まずは“捨てる”ことから、工場改革はスタートするのです。

次の第4章からは、こうした「生産管理」の進め方について述べていきます。

 

出典元書籍:ぐるっと! 生産管理(すばる舎リンケージ)  片山 和也 (著)

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