【生産管理のポイント】30・ライン生産方式とセル生産方式

わかりやすい!生産管理のポイント

30・ライン生産方式とセル生産方式

大量生産か多品種少量生産か

自動車王フォードが発明したライン生産方式

モノを安くつくるためには工程を分割して流れ作業を行う、ライン生産方式が最も有利です。
ライン生産方式を初めてモノづくりに取り入れたのが、有名な自動車王のフォードです。

フォードはそれまで職人が1台ずつ生産していた自動車生産を、工程を分けて分業することにより素人でも生産ができる「ライン生産方式」を実現し、それまで金持ちしか買えなかった自動車を、大衆でも買える乗り物に変えることができました。

しかし現代の様な「多品種少量生産」が求められる時代には、ライン生産方式はフレキシビリティに欠けます。そこで登場したのが「セル生産方式」です。

多品種少量のフレキシブル生産に対応するセル生産方式

ライン生産方式では1人の作業者は単一工程しか担当しませんが、「セル生産方式」では、1人の作業者が複数の工程を受け持ちます。
その結果、ライン生産方式と比べてセル生産方式は、生産品種が変わっても柔軟に対応することができる様になります。1つの生産工程が細胞(=セル)の様に有機的に柔軟に対応することが可能なため、「セル生産方式」と呼ばれる様になったのです。

 

出典元書籍:ぐるっと! 生産管理(すばる舎リンケージ)  片山 和也 (著) amazonで購入>>

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