【生産管理のポイント】27・サイクルタイムとは

わかりやすい!生産管理のポイント

27・サイクルタイムとは

生産ラインの生産能力を決めるのがサイクルタイム

サイクルタイムとタクトタイム

サイクルタイムとは、生産ラインのある工程における作業時間のことをいいます。
各工程のサイクルタイムがわかれば、その生産ラインの生産能力がわかります。

例えば右の図を見てください。
工程A・B・Cから構成される生産ラインがあります。工程Aのサイクルタイムが1分、工程Bのサイクルタイムが30秒、工程Cのサイクルタイムが40秒だったします。
さあ、この生産ラインでは何分(あるいは何秒)ごとに製品がつくられるでしょうか?

答えは1分(60秒)に1つ製品がつくられていきます。この1分というのが、この生産ラインのタクトタイムということになります。

生産ラインの能力を上げるために必要なことは?

また、この生産ラインの生産能力を上げようとするならば、工程Aのサイクルタイムを縮める取組みを行う必要があります。ここで工程の作業内容を見直し、工程Aのサイクルタイムを40秒に縮める代わりに、多少の作業を工程Bに割り振り、工程Bのサイクルタイムが40秒になったとします。そうすると、この生産ラインの生産能力は40秒に1つ、ということになります。

こうした取組みを工程の平準化といいます。

そして前述のトヨタ生産方式の場合は、売れ行きに合わせた生産数量を決定し、その生産数量に合わせたサイクルタイム・タクトタイムの設定を行うのがポイントです。

 

出典元書籍:ぐるっと! 生産管理(すばる舎リンケージ)  片山 和也 (著)

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