【生産管理のポイント】16・在庫管理とは

わかりやすい!生産管理のポイント

16・在庫管理とは

自社にとって適正な在庫を維持する管理

在庫は多すぎても少なすぎても困ります!

在庫管理とは在庫の量と時期を適正化し、生産性や企業の収益性を高めるための取組みのことです。

まず、在庫は多すぎても少なすぎてもよくありません。従って「適正在庫」という概念をまず明らかにすることが、在庫管理の第一歩といえます。

ここで何をどれだけ在庫するべきか、という意思決定に用いる分析手法のことを「ABC分析」といいます。ABC分析を行うことで、何をどれだけ在庫するべきなのかが決めやすくなります。

さらにどのタイミングでどれだけの量を発注するのか、という取り決めのことを「発注方式」といいます。発注方式としては主に次の3つがあります。

 (1)定期発注方式
 (2)定量発注方式
 (3)補充点発注方式

倉庫の正しい運用で、適切な在庫管理を実現しよう!

また在庫を置いておく倉庫の運用については、次の様な3原則があります。

原則1:伝票によってのみ現品を入出庫すること
  原則2:入出庫伝票は、倉庫担当者自ら発行しないこと
  原則3:倉庫担当者は、迅速に、正確に記録するという責任を持つこと

さらにこうした在庫は会社の大切な資産でもあります。従って定期的に、在庫が正しい数量あるかどうかのチェックを行う必要があるわけですが、これを「棚卸(たなおろし)」といいます。

この棚卸には次の3つのやり方があります。

  (1)定期棚卸
  (2)不定期棚卸
  (3)常時棚卸

自社の特性に合わせた棚卸のやり方を、選ぶ必要があります。

 

出典元書籍:ぐるっと! 生産管理(すばる舎リンケージ)  片山 和也 (著)

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