【生産管理のポイント】14・資材購買管理とは

わかりやすい!生産管理のポイント

14・資材購買管理とは

生産に必要な資材を調達するための管理活動

必要な資材を必要なタイミングに必要な量を確保する「資材計画」

資材購買管理は大きく、「資材計画」と「購買管理」に大きく分けることができます。

資材計画とは、生産のために工場に投入される資材の量的・質的計画のことを指します。

量的計画の代表的なものとして、「資材所要量計画」を挙げることができます。この「資材所要量計画」は“狭義のMRP(Materials Requirements Planning))”を意味するものとして定義されています。

MRPとは文字通り、製品ごとに必要な材料・部品の調達時期と調達量を明らかにする取組みのことです。狭義のMRPは「資材所要量計画」のことを指しますが、広義のMRPは生産システムそのもののことを指します(広義のMRPについては第2章で登場します)。

質的計画とはVEや標準化がこれにあたります。VE(Value Engineering)とは、その製品に必要な機能を最低のコストで実現するための取組みを、組織的に行うことです。
また標準化とは資材の選定方法や発注ロットサイズなどのガイドラインをつくり、誰が行ってもバラつきを起こさせない取組みのことです。

必要な資材を最も有利な条件で調達する「購買管理」

そして購買管理とは、必要な資材を最も有利な条件で調達するための管理活動のことです。この購買管理には次に示す「購買管理の5原則」というものがあります。

 原則1:適正な取引先を選定し、確保すること
 原則2:適正な品質を確認し、確保すること
 原則3:適正な数量を確認し、確保すること
 原則4:適正な納期を設定し、確保すること
 原則5:適正な価格を決定し、履行すること

この購買管理の5原則は、後に述べる外注管理にも用いられる基本的な原則です。

 

出典元書籍:ぐるっと! 生産管理(すばる舎リンケージ)  片山 和也 (著)

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