船井総研「部品加工業」経営FAXレター

3月号外 特別レポート

宮本 公平
更新日:2016.03.30

■製造業全体の2016年3月現在の市況 と 取るべき対策

2016年に入り、アメリカ・ドイツ・中国・日本(GDPの世界シェア約5割を占める経済大国)の経済の不調が顕著になり、これまで好調だった国内の大手企業の5月以降の仕事量が急激に減少しています。

一部のロボットや医療分野など未だ好調な業界も有りますが、しばらくは我慢の時期が続くことは間違いありません。不況時に部品加工業が取るべき業績安定の対策として代表的なコトが新規優良顧客との取引の開拓です。2008年に起こったリーマン・ショックでは、多くの部品加工業が業績を落とした中でも、新規開拓率が5%を超えているような企業では売上の下落幅は低く、さらに売上の回復は早いという特徴がありました。この事実が世の中に広まった結果、部品加工業のマーケティング力が業界全体で底上げされました。そうして、マーケティングに取り組んでいる部品加工業では、新規顧客の名簿の獲得が多くの企業で実現できています。そして、2016年に入り、部品加工業のマーケティングはさらに進化をし、

新規営業へ訪問する前に、図面を獲得し、訪問する顧客をこちらが選択をした上で、初回訪問の段階から、図面と見積を持参した新規営業スタイルが一般的になりました。このスタイルを安定的に実現できている部品加工業の新規口座開設率は従来と比べて格段に上がり、業績を向上させることができています。



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