船井総研「部品加工業」経営FAXレター

部品加工業が注目すべき新成長産業!~AIとロボット技術で生まれる新市場~

大橋 賢作
更新日:2016.10.28

 今、AI(人工知能)とロボット技術との融合によるイノベーションに注目が集まっています。AI技術でも進展が著しいのは、人が持つ学習能力をコンピュータで実現する「機械学習」という技術です。その機械学習の中でも主役が「深層学習(ディープラーニング)」であり、昨今のAI技術のトレンドです。こうした背景を受けて、産業用ロボットメーカーのファナックは、人工知能ベンチャー企業とタッグを組んでディープラーニングを活用した産業用ロボットの開発を進めています。物流業界でも、AIとロボット技術を組み合わせた搬送機器やシステムが展示会でも紹介され、大手通販会社、総合家具メーカーを中心に実用化が進んでいます。また、AIとロボット技術の融合で劇的な成長が見込まれるのがサービスロボットの分野です。先般10月19日~21日に東京ビックサイトにて、「Japan Robot Week2016」が開催されました。この展示会では、実際にAI技術が活かされるロボットが多く紹介されていました。人と対話ができるコミュニケーションロボットをはじめ、人の活動状態を感知する介護用見守りロボットや飲食店での配膳を想定したロボットなどです。国際ロボット連盟の資料「WorldRobotics2015」によると、お掃除ロボットを中心とする家庭用ロボットは2014年の3百万台から2015-2018年予測で26百万台に、エンターテイメント・娯楽用ロボットは2014年の1百万台から2015-2018年予測で9百万台に増加すると予測され単年度計算でも3倍以上の市場成長です。部品需要としても面白い新市場になることが期待されます。



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