船井総研「部品加工業」経営FAXレター

部品加工業が注目すべき新成長産業!~注目すべき新市場創出効果 製造業とも繋がるIoT~

大橋 賢作
更新日:2016.05.26

 今回のテーマは、IoT(Internet of Things)です。「もののインターネット」と直訳され、インターネットでモノ・コト・各種機器・センサーに繋がり、情報入手や制御をしようとするものです。アメリカでは「インダストリアル・インターネット」、ドイツでは「インダストリー4.0」という言葉で、IoTを活用した製造業の動きが進んでいます。日本でも、ものづくり補助金の高度生産性向上要件としてIoTが盛り込まれるなど活用を推進する動きがあります。我々、部品加工業とIoTの身近な接点は工作機械でしょう。
 自社工場の工作機械をIoTに対応させる動きと、工作機械メーカーが自社製品の保守・メンテナンス・運用管理を効率的にサポートするためIoTによりネットワーク化させる動きの2つの動きがあります。活用する動きに対し、今後注目したいのがIoTを新市場とする見方です。野村総合研究所の推定によると、国内市場規模は、2014年3400億円、2015年5000億円、2016年7000億円と、今後も30%近い高成長率を維持することが予想されます。なぜなら、IoTはエネルギー・自動車・住宅・家電・OA機器・ヘルスケア・医療機器・農業・小売など様々な分野と結びつき新たな市場を生み出すからです。先行的な動きとして、金型製造業ではセンサー端子などIoTに関わる仕事が増えています。現時点では小さな市場ではありますが、他の産業との相乗効果と新市場創出がIoTの大きな魅力です。一歩先を見据える経営者様は、今後、IoTが進む方向に注目しておくべきでしょう。



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