船井総研「部品加工業」経営FAXレター

部品加工業が注目すべき新成長産業!~景気変動に強く、全世界で持続的成長が見込まれる医療機器市場~

大橋 賢作
更新日:2016.01.27

一歩先を見据える部品加工業の経営者が注目すべき新成長分野として、“医療機器産業”をご紹介します。国内医療機器産業の市場規模は、年間約2.5兆円と言われており、2008年のリーマンショック後も持続的成長を続けたのは数ある産業の中でも医療機器分野のみで、まさに景気変動に強い業界です。なお、全世界で見ると市場規模は約20兆円、欧米、アジアを中心に市場規模が拡大し、年間成長率は5~8%で推移すると見込まれます。一方、日本国内の医療機器市場は40%以上を海外からの輸入に依存している状態です。こうした輸入超過状態と世界的な市場規模拡大を受けて、日本では医療機器の振興を国の成長戦略の一つとして位置づけています。医療機器業界の魅力は、市場の成長性に加えて、国家戦略として大型の予算措置や規制緩和、各地域単位で医工連携支援が推進されていることです。さらに、もう一つ注目したい事実があります。全世界の自動車の市場規模は300兆円ですが、医療機器のみならず病院などの医療サービスを含む「医療産業」ではなんと500兆円に及びます。人によるサービスが機械・ロボットに置き換わることも急速に進展する中、この潜在的な市場規模の大きさから見ても医療機器産業が如何に有望な市場かご理解いただけると思います。現段階では自動車や電気機器など成熟産業と比較し市場規模が小さいながらも、特定業界・顧客からの依存脱却、不況対策、その潜在的な市場規模からしても、今後注目しておくべき成長産業です。



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