船井総研「部品加工業」経営FAXレター

部品加工業が注目すべき新成長産業!~「どう使うか」から「どう採用されるか」へ 新市場として注目すべきロボット産業~

大橋 賢作
更新日:2016.04.11

 これまで製造業で“ロボット”というと、すなわち産業用ロボットであり、生産性を高めるために「どう使うか」が焦点でした。近い未来、新しい市場としてロボットに対して「どう採用されるか」というテーマが付け加えられるでしょう。NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の予測によると、2015年時点で市場規模1.6兆円だった全世界のロボット市場は、2035年には9.7兆円になると言われています。製造現場で使用される産業用以外に、ロボットの用途が多分野へと急速に拡大することが見込まれるためです。自動車の自動運転化への技術革新は日進月歩で進むほかに、医療では既に実用化されている手術支援ロボットのダビンチ。介護では活躍が期待されるサイボーグ型動作支援ロボットのHAL。農業では自動運転トラクターのロボトラなど、幅広い分野でロボット技術が進展しています。最近では、Google傘下のBoston Dynamics社が開発している人型ロボットAtlasのバランス感覚・身体能力が高すぎると、その動画が話題となっています。(「歩行ロボットアトラス」と検索してみて下さい。)ロボット技術の進展にきっと驚くことでしょう。30年前、パソコンが一人一台ほど普及することを想像できたでしょうか。20年前、携帯電話はスマートフォンに変わり、ここまで便利に使われることが想像できたでしょうか。ロボット業界も同様に予想よりも早く、気が付けば大きな市場となっていることが考えられます。今、一歩先を見据える経営者が、注目している新成長産業分野、それがロボット産業です。



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