船井総研「部品加工業」経営FAXレター

今こそ取り組むべき!部品加工業のための「業績アップ」最新事例
~顧客ニーズに合わせた設備投資~

宮本 公平
更新日:2017.07.28

ロボットや半導体、次世代自動車関連をはじめとして、現在、製造業は全体的に忙しい状況です。そこでよくご相談頂く話題として設備投資の話がありますが、設備投資の内容を決定させるためにはマーケティングが必要です。そして、マーケティングの入口となるものは ”自社の強み” と “顧客ニーズの接点” の把握です。自社の強みは何なのか、また、その強みは顧客ニーズの何を満たしてどのような価値を生み出すことができるのかを探ることがマーケティングです。その上で自社の強みをさらに伸ばせるように設備投資を行うことで収益性アップにつなげることができます。あくまでも、起点は”自社の強み” と “顧客ニーズの接点” であり、それを強化し、生産性・収益性を高めるための設備投資です。また、”自社の強み” と “顧客ニーズの接点” を探り最新顧客ニーズを獲得すること(= マーケティング)は極力、仕組み化をしなければなりません。多くの企業様がこれを営業マン、もしくは社長様ご自身が行われていますが効率的であるとは言えません。例えば、部品加工業経営部会の会員様A社では、元々は溶接設備、機械加工設備をほとんど持っておらず板金加工のみを行っていました。『溶接組み立てもやってほしい』『機械加工もやってほしい』という顧客ニーズに応える形でA社 ”溶接から機械加工、組み立てまでの一貫加工” という強みを見出し、さらにはHPを基軸にマーケティングを仕組み化することで自社の強みを磨き、常に新しい顧客ニーズを獲得しています。自社の得意な加工の仕事を得るだけではなく、新しい顧客ニーズを吸い上げることでより付加価値の高い仕事をこなしています。その結果、今秋には生産性アップのためにさらに増設を計画しており、収益性向上につなげる予定です。マーケティングを仕組み化しているため、属人的な情報の偏りもなく、常に最新の顧客ニーズ情報を自動的に獲得できます。このように、設備投資を行う場合であっても、顧客ニーズに合った設備投資を行う判断材料としてマーケティングは必要であり、それを如何に仕組み化するかが大きなポイントです。



最新のコンテンツ