船井総研「部品加工業」経営FAXレター

スグ出来る!部品加工業のための「最新」生産性アップ事例~「集中タイム」で生産性アップ!研究会員A社の取り組みより~

髙野 雄輔
更新日:2016.01.27

製造業における生産性アップとは、「同じ投入でこれまで以上に儲けを生み出す」活動を行うこと、つまり、「より高く受注」することと、「原価を抑えて安くつくる」ことの双方に取り組むことが必要です。今回からスタートする、この生産性アップ事例のコラムでは、「より高く受注する」方法については他のコラムに譲るとして、部品加工業が取り組む「原価を抑えて安くつくる」事例についてお伝えしていきます。船井総研が主催するファクトリービジネス研究会の会員企業A社では、生産性アップへの取り組みとして1日に2回「集中タイム」を設けています。

この「集中タイム」とは、物を作る作業者はとにかく目の前の仕事を黙々とこなし生産活動を行う時間です。「集中タイム」中、工場長やマネージャーは作業者が効率よく生産を行うことができているかをチェックし、もしやり方に問題があったり非効率な状況があれば、より効率のよい方法を指導し改善する、といったことを行っています。

ロット数量の大きい量産加工を行っている企業では工程ごと役割が分担され目の前の生産に集中できますが、多くの部品加工業は多品種小ロットに対応していることが殆どです。従って、どうしても正味稼働時間を作りだすことが難しくなります。しかし、作業者に「正味稼働時間を増やす」ための判断を任せているとなかなか難しいものです。その対策として、作業者全員が目の前の作業に集中する時間を意図的に作りだすことができれば、同じ勤務時間内でも生産性を上げることが可能となります。



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