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スグ出来る!部品加工業のための「最新」生産性アップ事例~電話をやめるだけで生産性アップ! 部品加工業G社の事例から~

髙野 雄輔

髙野 雄輔

更新日:2016.10.28

 今回の生産性アップ事例は、現場の作業『以外』の時間をいかに減らし、目の前の仕事に集中させ生産性を向上させるか、ということにフォーカスしたいと思います。一般的に、作業者の生産性を向上させるためには、まずサーブリック分析やストップウォッチによる時間測定などの手法が用いられますが、これを機能させるためにはかなりの労力が必要な上、そもそも多品種少量生産が多い日本国内の部品加工業ではなかなか実行できないことと思います。
 そこで、今回は町工場でよくある生産性を低下させる要因である『情報の流れ』を整理・統合することで実現した生産性アップの事例をご紹介します。営業担当者がいない部品加工業G社では、顧客からの納期問合せや突発的な注文などの電話が直接作業担当者に入っていました。工場内では、電話が鳴り「〇〇さん、㈱△△の□□さんからお電話です」というアナウンスが流れる都度、その作業者は手を止めて電話に出ざるを得ない状況でした。これではせっかくの作業が中断してしまい、その後作業に戻ったとしても再度段取りが必要であったり集中力が切れてしまったりして、作業効率・生産性が大きく低下していました。そこでG社は、顧客からの電話を作業担当者に繋ぐことを一切禁止する、という対策を行いました。これを止めた当初、顧客はおろか社内からも反発がありましたが、問い合わせ窓口を置く、社内の工程進捗を共有するなど、顧客と現場の情報の流れを一本化することで、同程度の仕事量でも残業時間を激減することに成功したのです。


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