船井総研「部品加工業」経営FAXレター

スグ出来る!部品加工業のための「最新」生産性アップ事例~工程集約で実現する、町工場の生産性アップ~

髙野 雄輔
更新日:2016.08.02

 先日、当研究会主催で、“複合加工機による「高利益率経営」視察セミナー”を開催しました。今回は、会員企業であるE社様に「複合加工機インテグレックスの活用による高利益率経営を目指した取り組み」という内容でご講演を頂いた内容から、生産性アップの事例をお伝えします。
 このセミナーでの重要キーワードは、ずばり「工程集約」です。複合加工機により、例えば旋盤⇒マシニング⇒旋盤というような複数の工程と段取りを経て製作していたものを、複合加工機による工程集約で、段取り減少による製造リードタイム削減や品質向上、さらに連続生産が可能になるというものです。E社様では現に従業員4名の体制で、複合加工機のフル活用で大企業並みの生産性となっています。
 ここで私がお伝えしたいのは、複合加工機の凄さではありません。町工場もこうした工程集約や自動化という発想をもたらす機器を積極的に導入していくべき、ということなのです。ますます人の確保が難しくなる中、いかに人手をかけずに生産性を向上させるかが町工場の生き残りを左右します。特に機械加工業はロボット等による生産性向上は必須であり、最近ではロボット導入で稼働率を3倍まで向上させたビックリ事例も出てきました。しかし、いきなりロボット等を導入することはハードルが高いので、こうした複合加工機の導入で生産性向上を図り、CAMのプログラミング等にも慣れながら、工程集約や自動化という考えを社内に浸透させていくことが必要になってくるでしょう。
 



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