船井総研「部品加工業」経営FAXレター

スグ出来る!部品加工業のための「最新」生産性アップ事例~町工場こそロボットの活用を! 研究会員B社の事例から~

髙野 雄輔
更新日:2016.02.24

今回は、町工場が成功したロボット導入による生産性アップの事例についてお伝えします。船井総合研究所が主催するファクトリービジネス研究会・部品加工業経営部会の会員企業B社では、これまではベテランが1日掛かりで行っていたある製品の組立作業の前段取りを、ロボットの導入により約20分まで短縮することに成功しました。その結果、現場で作業を行っていた5人の人員を、多忙な他の仕事に配置転換させるなどで業務効率を大幅に向上させることができた上、ロボットへの投資額も1年ほどで回収できる、という結果になりました。また、単品の切削加工を行う会員企業C社でも、非常に手間の掛かる作業の生産性をアップさせるため、自動化に踏み切りました。

もちろん実質的に生産性をアップさせることは非常に重要なのですが、ここで私が伝えたいことは大きく2点です。ひとつ目は、ロボット導入によって、この仕事はロボットを活用することで業務改善できないか?と疑問を持つことができるということ。そしてふたつ目は、より付加価値の高い仕事に人員を割くことができる、ということです。人間の手をもってすれば、いわば何でもできてしまいます。しかし、それだけに非効率な部分に時間を費やしてしまいがちです。日本国内では年間100万人のペースで生産年齢人口が減少していく中、人件費の高騰はもうすぐ目の前です。職人の技によって成り立っている町工場だからこそ、こうしたロボットや自動化装置を活用することで業務を見直し、人間はより付加価値の高い仕事に集中していくべき時代に来ています。



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