船井総研「部品加工業」経営FAXレター

どんな町工場でもできる!『最新』業績アップ講座
~ クロスメディアによる集客アップ ~

宮本 公平
更新日:2016.12.20

 部品加工業における新規の優良顧客開拓のための「集客」方法としては、いくつかの方法があります。本講座にてこれまで紹介させて頂いた自社のWEBサイトによる集客、その他にも展示会・商談会への出展、製造業ポータルサイトが行うサービス(メールマガジンなど)の活用、飛び込み営業、ダイレクトメール、商社や協力会社からの紹介などいくつかあります。これらは、「どれか1つだけを行えば大きな効果が得られる」というものではありません。複数の手段・媒体を掛け合わせることにより、相乗効果で大きな力となります。これをクロスメディアと呼びます(クロス:掛け合わせる、メディア:手段・媒体)。船井総研の主催するファクトリービジネス研究会の会員様であるG社は、自社の集客専用のWEBサイト運営と併せて、年間5回の展示会、3回の商談会に出ています。毎年毎年、1年間のスケジュールを計画し、“何月にどこの地域の展示会・商談会に出るか”を確定させます。それに合わせて、いつ告知用のメールマガジンを配信するか、ダイレクトメールを送るのかも年間スケジュールに落とし込みます。期初には既に年間の販促活動スケジュールが決まっているので、あとはそれに合わせて準備を行うだけです。直前にバタバタと準備を行うこともありません。そして、期末にはそれぞれの活動に対する効果測定をまとめます。そうすることで、どの地域のどの展示会・商談会に出たことで、売上・利益がどれだけ上がったのか、どれくらいの数の新規顧客の開拓ができたのかが明確になり、翌年の販促計画のデータとします。過去のデータを見つつ、翌年の展示会・商談会スケジュールを決定させるので、漫然と同じ展示会・商談会への出展を行うこともなくなり、より費用対効果の高い集客活動を行うことが可能となりました。こういったクロスメディアのPDCAサイクルを回すことによって、常に露出度・認知度を高める活動を効果的に行うことができます。それによりG社は、複数の集客媒体を効率的に掛け合わせることで相乗効果を生み出し、新たな顧客や業界の開拓を進めています。



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