船井総研「部品加工業」経営FAXレター

どんな町工場でもできる!『最新』業績アップ講座~会社サイトのリニューアルによるブランディング戦略~

宮本 公平
更新日:2016.08.02

 現在ではほとんどの会社が自社の会社サイト(コーポレートサイト)を持っていますが、会社サイトの一番大きな目的は自社のブランディングです。自社のブランディングとは、自社の共通のイメージを特定のユーザー(ターゲット)に持たせ、特定のユーザー(ターゲット)にとって自社が価値あるものと認識させるマーケティング戦略のことを意味します。ブランディングを行うことで、市場での独自のポジショニングを構築し、非価格競争や差別化を実現することができます。企業が自社のノベルティを作り、自社のロゴ、経営理念、商品特徴を広く宣伝する目的は、自社の知名度の向上だけでなく、ターゲットに対して自社の共通イメージを定着させるためにあります。
 ブランディングというと、高級ブランドや大手メーカーなど、特定の一部の会社にしかできないイメージがあるかもしれませんが、どのような会社にも可能で、自社の会社サイトにてブランディングを行うことが可能です。そこでポイントとなるのはUSP(Unique Selling Proposition:自社の商品・サービスが持つ、他社とは違う強み)という概念です。このUSPが商品・サービスのコンセプトを形成し、企業全体のUSPが経営理念や企業理念との相関関係となります。また伝達手段として、最も費用対効果の高いインターネットを活用することで、企業規模の大小に関係なく、ブランディングを行うことができます。部品加工業経営部会の会員企業であるC社はこのUSPを“設計から製作・据付までを一貫対応できる製缶板金加工会社”と設定し、これまで自社の特徴や強みをうまく打ち出せていなかった会社サイトをリニューアルしました。このリニューアルにより、明確に自社の強みを伝えることができ、顧客に対するブランディングだけではなく、学生などの就職希望者に対するブランディングにも繋げています。新規顧客開拓も人材採用も、“自社の強み”を明確にし、どれほど露出させ、差別化・独自化を図るかが成功のポイントとなります。



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